ケトジェニックダイエット

ケトフルーってなに?症状別に回避方法・対処方法を教えます

この記事のまとめ

ケトジェダイエットをはじめると起こることがあるケトフルー(体調不良)

今回はその原因を理解したうえで、症状がでないようにする回避方法症状がでてしまったときの対処方法をご紹介します。

これを理解しておけば安心してケトジェニックダイエットに取り組めますのでぜひご一読ください。

 

こんにちは。山本義徳氏後継者認定を受けたパーソナルトレーナーのTATSUです。

 

今回はケトジェニックダイエットをはじめると一部の人におこる症状、ケトフルーについて説明します。

ダイエットをはじめてすぐに体調がわるくなると不安になりますよね。

 

そんな不安をのりこえるために

ケトフルーがどうしておこるのか・症状がでたときはどうすればいいのか

をおさえておきましょう。

 

AKI
AKI
どういう症状がでるのか知っておけば冷静に対処できそう

 

ケトフルーってなに?

ケトフルーとは、ケトジェニックダイエットをはじめて約2~3日目くらいに風邪に似た症状などがでることをいいます。

おもな症状は頭痛、疲労感、めまいで、その原因は脱水

 

糖質を摂取すると体内で水分がキープされますが、糖質を制限するケトジェニックダイエットでは多くの水分が体外へ尿として排出されます。

そのため尿と一緒にミネラルが排出されてしまい、頭痛や疲労感などの症状があらわれることがあるのです。

症状は通常1週間程度で治まりますが、症状がでないようにする方法症状がでてしまったときの対処方法を紹介します。

【症状別】回避方法・対処方法

 では症状別に症状がでる原因・回避方法・対処方法をみていきましょう。

頭痛・眠気・吐き気・倦怠感・疲労感

この症状がでる原因は、尿がふえることによる脱水症状、塩分不足です。

症状を回避する方法は以下の2つです。

症状を回避する方法
  • 食事での塩分を摂取する
  • 水を1日2リットル以上のむ

それでも症状がでてしまった場合にはつぎのどちらかを試してみてください。

症状がでたときの対処方法
  • 大きめのコップに小さじ1/2杯の塩をいれてのむ
  • コンソメスープやブロススープ、野菜スープをのむ

特におすすめなのがこのブロススープ。

MCTオイルやミネラルなども配合されているのでケトジェニックダイエットにはぴったりです。

 

TATSU
TATSU
体調が戻らないときは少し糖質の摂取量をあげて徐々に低糖質にカラダを慣れさせよう

足がつる

この症状の原因は、排尿が増えることによるミネラル、特にマグネシウムの不足です。

マグネシウムを意識的にとりいれるようにしましょう。

症状を回避する方法
  • マグネシウムが多く含まれる食品(海藻、魚など)を摂取する
  • マグネシウムをサプリメントとして摂取する

粒は大きめですがこちらのマグネシウムのサプリメントがおすすめです。


症状がでてしまった場合は以下を試してみてください。

症状がでたときの対処方法
  • 大きめのコップに小さじ1/2の塩をいれて飲む

AKI
AKI
足がつるのもケトジェニックダイエットによる症状なんだ

 

便秘

この症状の原因は、脱水により便がかたくなってしまうことにあります。

ケトジェニック中は炭水化物によって食物繊維をとることができないので、意識的に食物繊維を摂取していきましょう。

症状を回避する方法
  • 食物繊維を多く含む食材(海藻、レタスなど)を摂取する
  • サイリウム・イヌリンによって食物繊維を摂取する
  • 水を1日2リットル以上のむ

食物繊維はサイリウム・イヌリンによってとることも有効ですが、便のかさを増やすという点から食材からも積極的にとることをおすすめします。

 

ちなみにサイリウムとはこのようなものです。

  • オオバコ科オオバコ属植物の種子に含まれている食物繊維のこと
  • 粉末の状態で販売されていることが多い
  • 水を含むととろみがでるので片栗粉などの代わりに料理に使われることが多い

片栗粉の代わりに料理に使って糖質を抑えることもできます。


イヌリンも同じく食物由来の食物繊維の一種です。

  • チコリやゴボウ、玉葱等に多く含まれている水溶性食物繊維のこと
  • 粉末の状態で販売されていることが多い
  • 水にサラッととけやすいのでコーヒーやみそ汁などに溶かして摂取することができる

 

長年糖質をエネルギーとしてきたカラダを脂質をエネルギーとするカラダへ変えるので最初は症状がでやすいかとおもいます。

 

ただこれを乗り越えれば、体脂肪を燃やしてエネルギーを生み出すカラダに変えことができます。

 

ムリは禁物ですが、一緒に乗り越えていきましょう!